3Dプリント品を販売するための商品アイデアの出し方と売上を伸ばすコツ【副業体験談】

3Dプリンター

「3Dプリンターを使って副業できないかな?」
そんなふうに考えたことはありませんか?

私は2025年1月にBambu LabのP1Sという3Dプリンターを購入して、メルカリショップスで3Dプリント品を販売し始めました。
結果、初月から売上が発生し、今では月5万円前後の副収入を安定して得られるようになっています。

この記事では、私が実践した「商品アイデアの出し方」と「売上を伸ばすための販売戦略」を体験談ベースでまとめました。
これから3Dプリント副業を始めたい方の参考になれば嬉しいです。


1. 3Dプリント販売を始めたきっかけ

最初に副業として3Dプリントに挑戦しようと思ったのは、メルカリで工具を検索したときでした。

検索結果に「3Dプリンター製のパーツ」が数多く出てきて、
「この程度の形なら自分でも作れるかもしれない」と感じたのです。

そこからYouTubeで3Dプリント関連の動画を見まくり、知識を集めました。
見れば見るほど「これなら自分にもできる」と確信が持てるようになり、思い切って Bambu Lab P1S を購入しました。

私が実際に購入した製品はこちらです。

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私にとってはここが大きな一歩でした。
まずは機材を手に入れて「試してみる」ことが大切だと思います。


2. 最初の商品戦略:真似から学ぶ

最初からオリジナル商品を作ろうとしても、なかなか売れるイメージが湧きません。
そこで私は メルカリで実際に売れていた商品を真似して製作・販売しました。

もちろん、完全コピーではなく「どういうものが売れているのか」を理解するための練習です。
この時点では「売れる型を知る」ことを目的にしました。

結果として、私の商品も少しずつ売れ始めました。
ただし競合も複数いたため、そこで私は「差別化戦略」を考えることにしました。

商品名+3Dプリント+売り切れで検索すると、どんな商品が売れているか分かりやすい。


3. 差別化はまとめ売りで実現

私が実際に取った差別化戦略は まとめ売り(セット販売) です。

同じ商品でも「2個売り」や「3個売り」が多かったので、私は思い切って「10個まとめて」出品しました。
例えば工具用の小物パーツなら、現場でまとめて欲しい人も多いはずです。

  • 少量だけ欲しい人 → 他ショップで購入
  • ある程度まとめて欲しい人自分のショップを選んでもらう

この住み分けによって、効率的に売上を伸ばすことができました。

製作はプリンターが行うので、個数が増えても、梱包、発送の手間は一緒だからね。


4. まとめ売り戦略の解説

3Dプリント品は「小さくて軽い」ものが多いため、実は送料が材料費より高くなるケースがよくあります。
そこで有効なのが まとめ売り(セット販売) です。

具体例:3個セットと10個セットの比較

  • 3個で400円の場合
    • 商品価格:400円
    • 手数料(10%):40円
    • 送料(らくらくメルカリ便ネコポス):210円
    • 材料費:約30円
    • 利益:120円
  • 10個で1000円の場合
    • 商品価格:1000円
    • 手数料(10%):100円
    • 送料(ネコポス):210円
    • 材料費:約100円
    • 利益:590円

小さなパーツであれば、どちらも発送方法は同じ「ネコポス」なので、梱包・発送の手間は変わりません。
それなのに、まとめ売りにするだけで利益は約5倍 に跳ね上がります。

この仕組みを活かすことで、

  • 少数で欲しい人は他ショップへ
  • 大量で欲しい人は自分のショップへ
    という住み分けができ、安定して利益を確保できます。

手間は一緒なのに利益の差はとても大きくなるよ。


5. オリジナル商品への展開

既存商品を販売しているうちに、「もっと自分ならではの商品を出したい」と思うようになりました。

そこで実践したのが 日常や本業の中で感じる不便をメモする ことです。

私は工事関連の仕事をしているのですが、現場で「こういう部品があれば便利なのに」と思う瞬間がよくあります。
その小さな気づきをメモしておき、後から3Dプリンターで形にしました。

その中の一つの商品がヒットし、まとめ売りにしていたこともあり、半年で 約3000個販売 という実績につながりました。


6. アイデア出しのコツ

ここで私が実践している「商品アイデアの出し方」を整理します。

  • 身の回りの不便を観察する
    「ここがちょっと不便」「ここを改善できないかな」という視点で日常を見る。
  • 本業や趣味から派生させる
    仕事や趣味で「こういう小物があれば助かる」と感じたものを試作する。

また、普段からアイデアを出す意識付けをするために、私は常に副業やお金に関するYouTube動画をラジオのように聞いています。
その際に役立っているのが骨伝導イヤホン「OpenRun」です。使用中も周囲の音が聞こえるので安全にインプットでき、副業のアイデア収集に欠かせない存在です。

私が実際に使用した感想を、記事に書いていますのでよかったら見てみてください。

👉 特に3Dプリントは小ロットで作れるので、失敗しても大きなリスクになりません。
思いついたらすぐに試作するのがポイントです。


7. 売れるまでの基本的な流れ

初心者が3Dプリント販売を始めるときの流れをまとめると以下の通りです。

  1. 商品データを作る(モデリング)
  2. スライスして印刷
  3. 商品写真と説明文を用意する
  4. 商品を販売してみる
  5. 需要が確認できたらセット化・在庫強化する

最初から大量生産する必要はありません。
少しずつ改善しながら、売れるパターンを作っていくのが成功の近道です。


8. まとめ

  • 最初は売れている商品を調べて真似していきましょう
  • 差別化ポイントは まとめ売り戦略
  • アイデアは 生活や本業の不便 から拾う
  • 売れる流れを作れば、副収入として安定していく

私自身、こうした考え方で取り組んだ結果、初月から売上が出て、今では月5万円ほどの収益につながっています。
もしあなたが「3Dプリンターで副業をしてみたい」と思っているなら、まずは身近な不便を一つメモすることから始めてみてください。

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