副業を始めようと思って調べると、「初心者でも簡単にできる!」「誰でも月◯万円稼げる!」といった情報があふれています。
私自身もいくつかの副業にチャレンジしてきましたが、その中には「やってみたけど続かなかった」ものもあります。今回は実際に取り組んだ副業と辞めた理由をまとめてみました。これから副業を始める方の参考になれば嬉しいです。
1. せどり(ドンキ・イオン仕入れ → メルカリ販売)

副業の定番「せどり」にも挑戦しました。
ドンキやイオンで商品を仕入れてメルカリで販売。実際にやってみると、月に1万〜3万円ほどの利益は得られました。
ただ、仕入れのためにお店を回る時間やリサーチの労力が大きく、時間単価を考えると割に合わないと感じました。さらに「これを続けても特別なスキルは身につかないのでは?」と思い、数か月で撤退。
それでも、メルカリの販売ノウハウを学べたのは今後に活かせる経験になりました。
2. AIを使った動画作成(VREWでYouTube・インスタ投稿)

AI編集ソフト「VREW」を使ったショート動画作成にも挑戦しました。
実際に動画を作成してYouTubeやインスタに投稿すると、100〜300回ほどの再生はされました。AIの力で作業自体はとても簡単だったのですが、やっていて全然楽しくないのが本音。
「副業は稼げるかどうかも大事だけど、自分が楽しめるかどうかがもっと大事」だと痛感しました。結果的に1か月で辞めています。
3. 野菜の水耕栽培(ビニールハウス活用)

実家に使われていないビニールハウスがあったので、「これを活用して野菜を育てて販売できないか」と考え、野菜の栽培にも挑戦しました。
破れていたビニールを張り替え、まずはサニーレタスとミニトマトを試験的に栽培。
サニーレタスは順調に育ち、見た目も品質も問題なく成功しました。しかし、問題はミニトマトです。比較のために土耕栽培も並行して行ったところ、味に大きな差がありました。
水耕栽培のミニトマトは、土で育てたものと比べて「味が薄い」。これでは販売できないと感じ、現時点では販売まで至っていません。
それでも、この経験を通じて「水耕栽培は効率的に育つが、味の面で課題がある」という気づきを得ました。現在も研究中で、もし改善できたら改めて記事にして報告していきたいと思っています。
辞めた副業から得られた学び
これらの副業は結果的に辞めることになりましたが、挑戦したことで確実に学びがありました。
- せどり → メルカリの使い方を覚えたことで、現在の「3Dプリント販売」に活かせている
- AI動画 → 「AIの可能性」を体感でき、今はChatGPTの活用につながっている
- 野菜栽培 → 趣味のひとつとして家計の節約になり、将来的には販売による収益化の可能性も感じられる
つまり、辞めた副業も「無駄な経験」ではなく、今につながる大切なステップだったということです。
まとめ
今回は「チャレンジしたけど辞めた副業」として、せどり・AI動画・野菜栽培の体験談を紹介しました。
副業は「成功例」だけでなく「合わなかった経験」も大事。辞めたことは失敗ではなく、自分に合った方向を見つけるための大切な過程です。
これから副業を始める方は、まずは小さく試してみて、自分に合うかどうかを確認してみてください。合わなければ早めに切り替えてOK。行動した経験そのものが、必ず次の挑戦につながります。
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