こんにちは。
今回は、3Dプリンターを副業として活用するうえで欠かせない**「ソフトウェア」と「データの管理」**について解説していきます。
▼ まずは3Dプリンターに必要なデータとは?
3Dプリンターで何かを印刷するためには、まず3Dモデルのデータが必要です。
一般的に使われるのが「STL形式のファイル」です。
これは立体物の形状をデジタルで保存したもので、Fusion360などのモデリングソフトで作成できます。
▼ スライサーソフトで印刷用データに変換
STLデータをそのままでは印刷できません。
印刷するためには「スライサーソフト」を使って、STLデータをプリンター用の形式(Gコードなど)に変換します。
スライサーソフトでは以下のような設定ができます:
- 印刷の向き
- 層の厚さ・密度など強度に関わる設定
- サポート材の有無や配置
- パーツの配置 など
▼ おすすめのスライサーソフト
私は Bambu LabのP1S を使用しているので、
公式で提供されている 「Bambu Studio」 というスライサーソフトを使っています。
これは無料で、プリンターとの相性も抜群。
Bambu Lab製のプリンターを使用しているなら、迷わずこのソフトを選んでおけば間違いありません。
▼ データの保存・管理にはクラウドを活用
印刷データは繰り返し使うことが多く、しっかり管理しておくことが重要です。
私は、すべてのデータを Dropbox に保存しています。
- モデリングデータ(Fusion360形式)
- STLデータ
- スライサーのプロジェクトファイル など
注意点:
Dropboxは無料プランだと保存容量が限られているため、私は**有料プラン(月額課金)**を利用しています。
ただし、Google DriveやOneDriveなど、自分が普段使っているクラウドストレージでもOKです。
▼ 3Dプリンター副業ならではの大きなメリット
私がこの副業を始めて「本当に良かった」と感じるのは、印刷作業を“遠隔”で操作できることです。
- プリンターに材料(フィラメント)をセットしておけば
- 外出先からスマホやPCのアプリを使って印刷開始
- 帰宅後に検品・梱包・発送
この流れで、本業中でも製作が進められるので、時間の節約につながります。
▼ 在庫を持たなくていいという最大の利点
注文が入ってから製作する「受注生産」のようなスタイルなので、在庫を抱える必要がありません。
物販でよくある「在庫置き場がない」「保管している商品が劣化する」といった心配がないのは、本当に大きなメリットだと感じています。
🔜 次回予告
3Dプリンター副業のメリット・デメリットについて解説
これまで感じたリアルな「良い点・大変だった点」を詳しくまとめてお届けします!
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